介護を必要とせず自立して生活できる期間を
健康寿命といいますが、厚生労働省の調査によ
ると実際の平均寿命との差が約8年から12年ある
ということです。つまりその間は要介護状態に
なってしまう可能性があります。
お口や歯の健康は、この問題に深く関わって
います。
500種類を超える最近がお口の中に存在すると
いわれ、口腔を怠っていると、湿度と温度が
保たれたお口の中は細菌にとって恰好の温床と
なり、歯垢や歯石、舌苔ができやすく、虫歯や
歯周病になって歯が失われるだけでなく、様々な
感染症を引き起こす事があります。その結果、お
口の機能が低下して食生活にも影響が及び、内臓
の機能も衰えていくことになりかねません。お口
の状態がよく歯がたくさん残っている人ほど、
全身疾患のリスクが低く健康で長生きであり、また
認知症も発症しにくい事が分かっています。つまり
全身の健康を保っていく為には、お口の健康を気
遣う事がそのスタートラインといえるでしょう!