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院長ブログ
こどもの話

「虫歯菌がうつる」母子感染に注意!

いりふね歯科ロゴ

 虫歯の原因である「虫歯菌」 実は生まれたての

赤ちゃんの口の中には虫歯菌が存在しません。

 その状態のままなら歯が生えてくる頃になっても

虫歯にはなりませんが、実は子供の虫歯は一緒に暮ら

している大人達からうつってしまう事が多いのです。

 子供に虫歯をうつさない為には、

① 同じ食器を使わない

虫歯が付着している可能性があるので、大人が使って

いる皿やスプーン・箸など使い回すのをやめる。

② 口でフーフー冷まさない

食べ物が熱いかな?とついフーフー冷ましがちですが

虫歯菌を含んだ唾液が混ざる事がある。

③ キスはほっぺに

可愛さのあまり、お口にキスをしてしまう事がありがち

ですが、一番感染しやすい行為なので注意!

④ 親子でデンタルケアを

乳歯が生え始める赤ちゃんようの歯ブラシで磨いてあげ

ましょう。自分で歯ブラシをするようになっても大人が

仕上げ歯磨きをする。また大人も歯科で定期的なクリーニング

をして清潔なお口で子供に接してあげる事がとても大切です。

 

 ※ 虫歯も感染症の一種です。子供が虫歯になってしまう

原因の一つとして、親からの虫歯菌の感染があり、これを

垂直感染と言います。特に乳歯が生え始める19か月頃から

生え揃う3才頃までは虫歯菌が感染しやすいので注意が

必要です。